(かなり)気まぐれワーホリ。

あこがれの海外生活で感じたリアル

「きゃす」という名前

 

カナダワーホリをする前のフリーター時代

 

わたしは少しでも英語に触れようと京都のあるゲストハウス

働いていました(^ω^)

 

ここでの経験もわたしの人生の中でかなりデカいです

 

フロントスタッフは4~6人 ←わたしはコレ

 

清掃のお手伝いのスタッフが2~3人

(フロントスタッフも一緒に清掃します)

 

夜間に何かあったとき対処するための

住み込みのスタッフが1人

 

スタッフは基本みんな旅人なので

「違う町に行きまーす」「日本一周行きまーす」

なんか言ってコロコロ出入りが激しい職場でしたね

 

フロントスタッフの中には日本にワーホリまたはワークビザで

来ている外国人スタッフ(もちろん日本語喋る)もいました

 

また、清掃スタッフはみんなワーホリの外国人たち

 

お客さんは6~7割が外国人

 

そして日本人のスタッフたちはそんな英語環境で

英語を学ぼうとする意識高めの人たちばかり

 

すごく楽しかった(^ω^)

 

毎日が刺激的でした(^ω^)

 

基本働くのが嫌いなわたしですが

このゲストハウスでの仕事をして初めて

働くって楽しい♡ と、思えたのです

 

お客さんのためになんて今までの仕事で

思ったことなかった私でしたが(^ω^)爆

 

このゲストハウスではお客さんのためにあれやこれやと

店長とたくさん話したり実践したりして

自分が運営側の一員になれている気がして

すごくやりがいを感じていました(^ω^)

 

あ~、すきだったな(^ω^) ←思い出してホクホク

 

そこで出会ったすごく変な人を紹介します

 

いや、基本ゲストハウスで働く人なんてみんな変な人です

 

でもこの人は抜きんでていましたね

 

キングオブ変人

 

夜間の住み込みスタッフとして入ってきたのですが

初対面が強烈でした

 

わたし、同姓同名に会ったことがないくらい本名が珍しくて

「珍しいから覚えやすい~!」と言われるのが鉄板なのですが

 

その人の場合

 

「はじめまして。****です。よろしくお願いします」

「え!?名前なんて?」

「****です。」

「はあああああ?すごい覚えにくい名前!」

 

「今日から、あんた、キャサリンね!!」

「は(゚д゚;)!!??」

 

こんな初対面は初めてでした……

 

「いやいやいや、キャサリンなんて嫌や!

そんなん女の子っぽい!なんか嫌!」

「じゃああんた、イングリッシュネームあるの?」

 

イングリッシュネームとは簡潔に言うと

外国人に名前呼ばれやすくするために

自分に英語名の名前つけることです

 

「いや、ないですけど」

「じゃあいいじゃん、キャサリンで」

「(まじかよ…)」

 

こんな感じの人でした……

 

その人が私をキャサリンと呼び始めてから

他のスタッフにも伝染していつのまにかわたしのあだ名に…

 

略されて「きゃす」になってました

 

(でもメールとかでCathって呼ばれたときは

かっこいい♡って思ったりしてました笑)

 

話は戻って、変人スタッフについてですが

 

NGOで世界の子供たちに英語を教えている先生なので

 

英語を母国語のように操ってました

 

その人の何が変かと言われるとパッと言えません

 

すべてが強烈

 

女性だったのですが

 

女性らしさの欠片も感じさせない

 

日本人ですが

 

日本人らしさの欠片も感じさせない

 

日本人女性のわたしから見るすべての常識を

ひっくり返したような人でした

 

そんな人でしたが、すごくいい思い出がありまして。

 

当時、わたしはゲストハウスで一緒に働いていた店長と

全く仲が良くなかったんですね

お互い嫌いあってました(゚д゚)

 

毎日お互いの愚痴を2人とも彼女に愚痴るわけですねw

 

ある日、いつものように愚痴るわたしに彼女が言いました

 

「なんでハッピーに物事をもっていかないの?」

 

「怒ってる人に怒り返しても何も変わらないよ」

 

「きゃす、怒ってる人の鏡になっちゃダメ」

先生らしい言葉だなーと思いました

 

その時はもうその言葉に耳を傾けないくらい

店長が嫌いだったので私の態度は変わりませんでしたが

(後に店長が仕事をやめて私はハッピーになったんですけどねw)

今では怒ることがあるとその言葉をいつも思い出します

 

思い出すたびに怒るの無駄だなーと感じてしまうので不思議です

 

ハッピーで生きていこう…

なんてよく聞く薄っぺらい言葉ですが

 

穏やかな気分になってしまうので謎です(゚д゚)!

 

そんな彼女は今もきっとNGOとして世界で活躍していると思います

 

ネットがつながる場所にいないということで

連絡は途絶えましたが、これからもわたしの中で

彼女は確実に生き続けていきますね(^ω^)

 

このようにゲストハウスでは様々な人に出会い

いろんな言葉をもらいました!

 

カナダに来てもゲストハウスのことを思い出すときが多いです

 

ここで働いたことがわたしという人間を作っているので

ゲストハウスのこともブログにちょこちょこ書いていきますね(^ω^)