日本のゲストハウスで働く!フランス人と日本の病院に行ってみた
京都のゲストハウスで働いているとき
それまでは無縁だったような体験をいくつもしてきました
最も楽しかった…というか、印象深いのがこの話
去年の梅雨ごろではないかと思います
清掃スタッフとして働いていたルイスというフランス人が
長い間「耳が痛い」「中耳炎かもしれない」と言い続けていました
ほっとけば治るだろ!と、思っていたらしかったのですが
ある日限界がきて
ついに病院に行くことに(゚∀゚)
どこの病院がいいかな…と日本人スタッフたちに聞いてきたので
わたしも行ったことのある耳鼻科を教えてあげました
「いや、でも海外で病院に1人で行くなんて絶対嫌やろな」
「わたしが彼の立場ならめっちゃビビるやろな」
と、思ったわたし
「ついてってあげるよ」と、言いました
*
その時、ルイスもわたしも仕事終わりでした
わたしが教えた耳鼻科はゲストハウスから歩いてすぐの場所
地元の病院で小さくてこじんまりとしています
受付に行って「診てもらうのは彼です~」と説明
「外国人の人が来るのは初めてかも(゚∀゚)」
とか言って、少し楽しそうな看護師さん(笑)
そして彼女に診察カード的なものを書いてほしいと言われたのですが
そこでびっくり!さすが京都!?なのか
「英語のものもありますよ~(^ω^)」と看護師さん
名前、住所、年齢などなど情報をわたしの説明なしで
書くことができました
待合室で順番を待って、いざ診察
「どこの国の方ですか(^ω^)?」とわたしに聞く先生
「あ、フランス人です!」
「そしてあなたは通訳係やね(^ω^) 頼もしいね~」
と、わたしを脅してくる先生(笑)
乏しい英語力で通訳頑張らなければいけない…と
そわそわしていたわたしですが
さすがお医者さん!
英語喋ってるやん(゚∀゚)!
先生ももちろん片言ではありましたが
診察の説明などなど、彼理解してる~
ちょっと落ち着きました
先生「じゃあ両耳見させてもらうね」って
英語で言う先生、頼もしいじゃないですか(゚∀゚)
わたしも含めて周りの患者さんや看護師さんたちも
外国人が診察されてる姿に興味津々って感じで
なんかみんな、なごやか(笑)
(たぶんルイスだけ笑顔じゃない)
そして、診察を終える間際
「きゃす、耳のせいか知らないけどあごが外れた感じがするんだ」
と、ルイスに言われたので
日本語で先生に説明したわたし
「あー、それはね、耳の痛さが響いて顎が痛くなってるだけだから大丈夫だよ」
↑すべて日本語
「はい、訳して(^ω^)」
「おおおおお(゚д゚)!!??」
急にきた先生からのダイレクトパス!
難しすぎる英語に一瞬パニック!
パニクるわたしに周りの方々、にやにや!
なかなか焦りましたね…
まぁ、なんとかボディランゲージも交えて伝えられました ←おい
その他にも、ちょいちょい先生が
「なんか中にできものがあるね…」とつぶやいたのを
「彼なんて?」と聞いてきたルイスに伝えてあげたりしました!
(これも英訳するの難しかったけど笑
「Something is stuck in your ear」って言った気がします)
診察を終えて、続きましては処方箋をもらいに薬局に
またしてもわたしに試練が(゚∀゚)
「お薬手帳作っときますね!」と薬剤師さん
「このノート何?」と聞くルイス
説明するの難しい(゚∀゚)
「This is the information of your medicine.
If you go to see a doctor next time and show it them,
they can find out about you easily.」
みたいに言った気がします(笑)
めっちゃテキトーな英語だなぁ…
でもこれで納得してくれてよかった(笑)
順番を待って名前を呼ばれたのでお薬をもらいました
その時も薬剤師さん「フランス人なんて珍しい♡」と興味津々
しかし、さすが薬剤師さん
「これは食後に飲んでね」「こっちは毎食、こっちは朝・夕ね」など
薬の説明を英語で話してくださる
医療関係の方々、さすがです(゚∀゚)
と、尊敬のまなざしを送っているのに
「英語が喋れて、彼の付き添いで来てるなんてすごいね(^ω^)」
と、わたしに言ってくださいました
恐れ入ります(゚∀゚)
なんやかんや(わたしが)楽しんでるうちに全て終了!
「きゃす、本当にありがとう!」
と、彼に言ってもらえましたが
わたしも本当におもしろい経験できてよかったです(笑)
英語もまだまだ喋れないな…もっと頑張ろう
と、その時改めて実感した
「これってどう伝えればいいんだろう」って頭が常にフル回転
通訳するのすごい楽しかったです♡
ゲストハウスで働くの
こういうのがあるから楽しい(^ω^)!
(いや、こんなケースはなかなかレアですが笑)