外国人が気になった日本語
日本で働いていたゲストハウスでのフリーター時代
ワーホリまたはワークビザで
日本に長期滞在している外国人にたくさん出会いました
お客さんはもちろんスタッフとして外国人を雇っていたので
話す機会はとても多かったです
中でも多かったのはフランス人
スタッフはほんの数人しかいない小さな職場なのに
同じ期間に4人フランス人がいたことがあって
日本人よりも多い環境、フランス語が飛び交う環境が
すごくおかしかったことを覚えています笑
ヨーロッパの言語はどれがどれか全くわかりませんが
おかげさまでフランス語だけは聞き分けることができます笑
大半の外国人は日本各地を巡る旅行をするために
ワーホリのビザを取って来ていたのですが
中には本気で日本に住むことを目指して
勉強を頑張っている人もいました
外国人の気になる日本語というのは
こちらからすると興味深いです
日本語ペラペラのベルギー人、ロマンはフロントで働いているとき
デスクにいつも日本語の勉強の本を置いていました
そんな彼がその本に書かれた日本語でわからないことがある
ということで質問されたこと
「児童扶養手当ってなに?」
は(゚∀゚)
日本人でもわからない笑
まず「ジドウフヨウテアテ」が漢字で思いつかなかったわたし笑
「日本人でもそんなの使わないから覚えんでいい」
と、言っておきました笑
彼は日本語がペラペラですが
たまに難しい日本語を言うと「それって何?」と、言います
わたしも英語で説明できない時があったので
一緒に調べてこっちも英語の勉強になりました
例えば、「几帳面」という言葉
「ロマンって几帳面なとこあるよね」という会話をしたときに
「なんだそれ?」と、言われて調べることに
辞書によると英語では「methodical」と言うらしいです
一緒に勉強してからは
「俺、几帳面だからねー!」と、実際に使うようにしてる彼でした笑
フランス人のマシューが気になった日本語は
日本人の「えー!」という言葉
驚きとか共感とかそういう時に
わたしたちは自然に口から出ちゃいますよね
それは日本人独特だと言われました
「えー!」って言っているアジア人を見たら日本人らしいです笑
マシューと話しているときに「えー!」を連発していたら
それを段々彼がからかってマネするようになったので
「えー!ばっかりうるせえ(゚∀゚)!」といつも怒ってました
おかげで彼のその話を聞いてから外国人と話すときは
「えー!」と言うのを抑えるようにしています笑
フランス人のディヴィッド(日本語ペラペラ)は
「木漏れ日ってなんだよ」って言ってました笑
「葉っぱの間から見える光なんて使う!?」って笑
今まで気にしたことなかったことですけど
たしかになんだそれってなりますね笑
英語でも木漏れ日のように簡単に訳せない単語がたまにあるので
それと一緒なんだろうなと思いました
英語もペラペラのディヴィッドには
いろいろ勉強させてもらったことがありました
印象的だったのは
「剣道をする」という英語が
「I do kendo.」だということ
わたしは高校時代剣道部だったので
剣道してたよ!という話を「I've played kendo.」と、言ったところ
playよりdoの方がいいと指摘されたのです
なぜか聞くと
「うーん………真剣なスポーツだから…
説明できなーい!!」と、言っていました笑
言語をわかってる者ならではのニュアンスがあるのですかね
命を懸けるからかな…と、いう感じで理解しときました
他言語を習得するのは本当に大変ですね…