レイクルイーズでの日常 7月23日
日本であまりレジの仕事をしていなかったせいで
馴染みがないのかもしれませんが
カナダでは親が子供にお金を渡して
会計を練習させる場面をよく見ます
たいていの親が$10や$20のお札を子供に渡して
子供がわたしたちキャッシャーにそのお札を渡すだけなのですが
今日はこんなことがありました
カナダ人らしき白人の男の子とお父さんがレジに来た時です
男の子は10歳くらいで自分の財布を持ち
後ろにはお父さんがいました
男の子が購入した商品の合計が$11.55くらいでした
どうやって支払おうか財布の中をまさぐっていると
後ろからお父さんのサポートが入りました
「小銭では払えないだろう
札はあるか?よし、$20があるな、それを出そう
端数は小銭で払えそうだな
彼女(わたし)に$21.55渡してみな」
「なんで$20のお札渡すの!?
多く払い過ぎだよ!」←不安そうな男の子
「いや、それでいいんだよ
見てろよ…$21.55渡しただろう…
彼女がおつりに$10くれるから」
$10のおつりを渡すわたし
「ほら、見てみろ」←どや顔のお父さん
こんなに細かく教えている親はなかなか見ないので
ちょっと新鮮でした
支払いが済んだ後は
「よーし、もう欲しいもんないな?ハッピーか?」
と、男の子に言っていてなんか素敵でした
そう思うと、会計時に端数を支払う事なんてどうやって知ったんだろう?と
自分のことを不思議に思いました笑
親にそんなことを教わった記憶はないですし
子供時代に親の買い物を見て学んだのですかね
大人になってからは少し進化して
たとえば、700円のものを1200円で支払うと
500円玉1つでおつりがすむということまでマスターして
人間の学習能力って計り知れないなと思います笑
余談ですが
わたしは海外で買い物をするとき
「~~~ドルです」なんて言われてもわからなかったので
いつもレジの数字を見て支払いをしていたのですが
ワーホリに来てついに値段の言い方を知りました
たとえば、先ほどの$11.55
日本語だと「11 てん 55ドル」って言いますよね
英語だと「eleven fifty five」になります
「てん」を境に区切って言うんですね
「eleven dollars fifty five cents」なんて言い方もしません
また、$100ドル以上の値段を言う時
たとえば、$230
わたしは「two hundred thirty」だと思っていたのですが
こっちでは「two thirty」が一般的です
「hundred」を省略します
慣れていないのか1回フィリピン人らしきお客さんに
店で売られているジュエリーの値段を聞かれて
「two thirty」と、答えると
「え?$2.30?」って言われたことありました笑
お連れさんに「いや、これは$230だろw」って言われて
バカ受けしてましたけど笑
勘違いする気持ちもわからなくないw
ややこしいですね笑
この言い方は世界共通なんでしょうか
今度どこか旅行に行くときはしっかり聞こうと思います(゚∀゚)